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2007年5月 6日 (日)

メモリアル-腎細胞癌発見3-転移はなかった-

さて、GW最後の日。今日も昨日に引き続き仕事の妹がチビちゃん2人連れてきてた。日曜日なのに終日仕事の妹・・・の予定が、動物病院の院長先生が午前中であがらせてくれたらしく、午後1:30にはお迎えが来ました!

そういうわけで、思い出話の続き・・・

2005年12月5日(月)
この日、腎臓の癌が肺や骨に転移していないかの検査をして、最終的な治療方針が決まるのだ。先生にはなるべく家族も同伴と言われてたけど、、転移の有無がはっきりした後で両親に知らせたかったので、まだ病気のことは話さず、精密検査に何日かかかるとだけ話していた。告知されたのが木曜日。金曜日に腎臓の検査で、土日は病院休みだし、その間転移の有無がわからない状態で家族に話しても暗くなるだけだからね。それに母は土日旅行だったから、癌だったよって話して旅行台無しにしたくなかった。

癌だと言われた日、夕方帰ったら、ちょうど近所のお婆さんがお風呂で倒れてそのまま亡くなったとかで母がお通夜に出かけるとこだった。それと、父の元同僚(父は既に定年退職している)が癌になったよって両親が話していた。『やっぱり、この年(父は当時67歳)になると癌になるって人聞くよねぇ。』横で聞きながら、そんな年でなくてもなるんだよ。娘が癌になったって聞いたらびっくりするだろうなぁと、ちょっと暗くなった。

というわけで1人で病院には行ったわけ。
肺の転移を調べるのはCT検査、骨への転移調べるのはRIの骨シンチグラフィ(骨シンチ)。

その両方の検査を終えて、泌尿器科で担当医の診察。

前の週の金曜日に『まあ、小さいからねぇ転移はないでしょう。』と先生から言われていたけど、待合室ではドキドキ。嫌でしたね。今思い出しても、辛くなる。術後も経過観察のための検査にくるんだけど、当時のことを思い出すため、ここの待合室は苦手・・・。

担当医に呼ばれる。

担当医:家族は?
mhk:来ません。(←正しくは、まだ話していませんだけど。そのことには触れず)
担当医:ま、いいや。肺にも骨にも特に病巣は認められませんでした。手術日は12月20日。前日の19日に入院です。根治的右腎摘出術をします。
mhk:小さい腫瘤なのに腫瘤だけをとるんじゃなくて、腎臓全部とっちゃうんですか。
担当医:腫瘤の場所が動脈のすぐ近くだからね。部分切除できないんです。12月12日(月)に術前の検診受けてください。前日の日曜はなるべく家にいていただいて、24時間おしっこを採って12日に持ってきてください。(← ユーリンメートという排尿の都度全量を1/50にして、貯めていく専用容器を使うので、全量病院に持ってくる必要はない。)午前中検査ですから、その結果が全て出た後、午後診察です。午後ご家族の方にも来て頂いてください。
mhk:あのぉ~なんで癌になったんですか?
担当医:わかりません。でも、生活習慣とか食べ物が悪かったとか、そういうことじゃないですよ。
mhk:はい。(確かにネットで調べてみたけど、喫煙との関連にちょっと触れたサイトもあったけど、原因に関しては不明とあったもんね。)

でも、結局自分自身で避けようと思えば避けられたモノじゃない、生活習慣が悪かったんじゃないと、こういう風に言ってもらうと少し気持ちが楽になった。

mhk:エコー受けていなかったら、発見できなかったんでしょうか。
担当医:そうですね。自覚症状もなかったしね。エコーじゃないとわからない段階ですね。
mhk:あのぉ~。実は検査項目をクリニックで間違われてエコー検査勝手に付け加えられちゃったんです。最初は予約してなかったんですけど。
担当医:ラッキーでしたね。い、いや、病気になったこと自体は決してラッキーじゃないけど。何かに導かれたんでしょうね。

というわけで、めでたし、めでたし。ごくごく小さな癌だったこともあり、腎臓以外の臓器、骨への転移はなかったわけ。治療は根治的右腎摘出手術のみで泌尿器科以外の科での治療もなし。

『腎細胞癌』と言っても進行状態によって随分治療が違います。mhkみたいに自覚症状全くなくて、たまたま受けたエコー検査で見つかった他の臓器への転移のないごくごく初期の癌(stageⅠ → 詳しくは国立がんセンターの腎細胞癌のwebサイトを参照)だと、治療もシンプル。

担当してくださった担当医、一見ぶっきらぼうにも見える、声のやたら大きい(← 年配の患者さんが多いせい?地声か?入院中廊下歩いている時の独り言も病室から聞こえてきたよ。mhkのベッドは廊下側じゃなかったんだけど・・・。)、冗談とか言いそうにない先生だけど、尋ねたことには丁寧に答えてくれるし、あっさりしているようでいて、診察受けていると言葉の使い方を慎重に選んでいるというのがわかる、そんな先生だった。貫禄があるから10歳以上は上かなと思ってたけど・・・実は高校の先輩だった。手術受けて退院後随分たって同窓会名簿で見つけたんだけど、学年は5つしか上じゃなかった・・・。医学部の学生をティーチングアシスタントで教えたことあるけど、別段他の学部の学生と何ら変わらなかったぞ・・・医師って一体どこであの貫禄つけるんだろうなぁ・・・。

さて、転移がなかったし手術日程も決まっちゃったので、家に帰ったら母に説明しないと・・・ね。ショック受けるだろうが、『確実に治る癌だしね。』

母への説明した時のことは次回また。

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