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2007年5月15日 (火)

メモリアル-腎細胞癌発見9-入院しました-

2005年12月19日(月)朝9:00 病院着
その日から入院10日くらい。翌日20日(火)が手術日。mhkの右腎臓君グッバイデー

身体の不調は全くない。まだ自覚症状も無し。血液検査、尿検査のいずれも異常値無しだから。なので、父の車で送ってもらうことは断り、バスで行った。だって、健康そのもののこの身体。人に何かしてもらうことない。病室の番号がわかったら電話するからと母に言って『行ってきます~。』と家を出た。荷物にはノートパソコンとデジカメを忘れずに。

何故デジカメかって?1週間遅れで妹が帝王切開で出産するために同じ病院の同じ病棟の上の階(mhk 3F、妹 4F)に入院するのだ。赤ちゃんの撮影しなくっちゃね!

病院に着いて病室に入り、パジャマに着替えて、まず下剤飲まされた。翌日の手術に備えて腸を空っぽにしないといけないのだ。最後の食事は昼食で、夜は流動食。

mhkはお腹緩い方で、便秘なんてめったにならない。下剤飲んだら効果抜群・・・。もうトイレとお友達。お尻が痛いよぉ~。ぐすん。起きた時は健康そのものだったのに、病室入ったら下剤のおかげで半病人・・・ぐったり~。気持ち悪い~。

しかも、昼食はカレーライスだった。駄目!その臭いだけでムカムカしてきて、ご飯だけほんのちょっとだけ食べた。うう、術前の最後のお食事なのにぃ~。ま、でも、病室でじっとしているだけなのでお腹も減ってなかったし、それほどは・・・ね。

さて、午後は麻酔科医の説明。mhkの担当の麻酔科医はその日これなくて、代わりの先生が病室に登場。ものすご~く早口。ただし、2年前同じ病院の婦人科で手術したことあったので、一応理解できた。これ初めてだったら理解できなかったかも~。あんまし早口で、どこで質問していいかわからないのだ。女性の先生だった。(あんた、もちっと話し方勉強した方がいいよ・・。)mhk心の叫び。

その後看護師さんが『シャワー行ってきていいですよ。』と。
しばらくシャワー浴びれないし、行ってくる。普通は病院はシャワー毎日浴びれない。決まった曜日のみ。でも、1つ上の階の産院は毎日シャワーが浴びれるの。女性はそこを使えるので毎日使えるのだ。術後シャワーの許可が出たらね。

早速シャワーへ行ってくる。

病室は2人部屋。同室の方は44歳の主婦。以前この病院で栄養士をされていたそうだ。その方は子宮摘出手術を受けられた後だった。子宮癌検診でずっとセーフゾーンだったけど、それが悪い段階になって、3人のお子さんを出産されて、もう出産の予定がないので、子宮摘出を決めたとか。同室の方の主治医はmhkの妹の主治医と同じ。

シャワーから戻ると同室の方が、『mhkの担当医が来られた』と教えてくれた。(看護師さんにシャワー行くように言われたのにな)と思いながら、荷物置いて再びトイレに駆け込む。
温まったからだろうか、シャワー行く前に散々トイレと友達だったのに、ひどい下痢。お腹痛い。しばらくずっとトイレの中で呻いていた。

げっそりなって気分最悪で病室に戻ると、同室の人が、また担当医が来られて、しばらく待ってたけど首かしげて戻っていったと教えてくれた。

ナースステーションに行ってみたけど先生はいない。ま、いいかと病室に戻る。

担当医とすれ違いだったねぇ。夕食(流動食だけど)の後、ようやく担当医が来られた。もう夕方6時半。

先生が病室に入られた途端、何だか甘い香り。ブルーベリーかなんか?ハイチューとかそんな類だな。。。よく見るとお口に何か入ってたかも~。そうねぇ先生も小腹が空く時間帯だね。

担当医:風邪引いてませんか?(ちょっと咳している)
mhk  :はい。(わ・た・しはね。先生は???)←mhkの心のつぶやき
担当医:麻酔科の先生来られましたか?
mhk  :はい。
担当医:説明わかりましたか?
mhk  :はい。とっても早口でしたけど・・・。
担当医:早口?ちゃんとわからないことは質問できましたか?
mhk  :(思わず一瞬沈黙・・・)はい。(先生、明日の手術に備えて早く帰って休んで咳とめてきて~)
担当医:(mhkが自分の名前をマジックで書いたバンドを先生は手にしている。)これつけなきゃいけないんだけど・・・う~ん。今日付けたら邪魔だよねえ。う~ん。明日付ける時間あるかなぁ。やっぱり明日にしよう。

患者を間違えないように患者自身に名前を書かせたリストバンドを担当医がつけることになっているみたい。でも、周りの患者さんは看護師さんがやってくれてたけどね。同室の人も看護師さんにやってもらったって言ってた。その先生は何故かリストバンドにこだわってたみたい・・・。別にかさばるバンドじゃないし、前日からつけても構わなかったんだけど。2年前の卵巣嚢腫の手術の時は前日からつけたっけ?

結局先生は自問自答して、mhkには何も言わずにリストバンドを持って帰ってしまった。
(早く帰って休んで!!手術には万全に備えてくれ~mhkは全身麻酔で寝てるんだから・・・あんたが頼りだよぉ~)先生の後ろ姿を見送りながら心の中でつぶやくmhk

さて、食事済んだし、シャワーもとっくに終わり。やることないし、今日着替えた下着を洗っとこ~。翌日は手術室用の病院の寝間着を着る。大きな紙おむつみたいなものして、ふんどしみたいなもの付けさせられるの。術後身体に尿管がついている間はその寝間着と紙おむつしているから、しばらく洗濯物が出ない。今洗っておこうと思ったわけ。

有料の洗濯機と乾燥器はあるけど、干すとこはない。ショーツとブラジャーのみだし、手洗いで、しっかり絞って病室のカーテンレールの影になっているとこに干しとこぉっと。

で、洗い終わって、堅く絞ったショーツとブラジャーを両手に抱えて病室に戻る途中・・・・。廊下を歩いているmhkに向かって、ナースステーションの前から『mhkさん!!!』と大声が。振り向くと夜8時だというのに担当医の先生が・・・。(え?まだいるのぉ~?)

で、手を振っている。こっちに来いというジェスチャー・・・しかし、mhkの両手には洗った下着が・・・とりあえず、病室に洗濯物を置いてきたいので無視して、気づかない振りして先生に背を向け廊下を歩き出そうとする・・・が再び、もっと大声で2回『mhkさん!!』

仕方ないので、下着持ったまま近づいていく。先生、mhkの手にある下着に気が付き、『あ、いや、まずこれを病室に置いてきていただいて・・・。』(はい、mhkもそうしたかったです。だって、mhkが立ってた位置はナースステーションより病室に近かったから。結構ナースステーションまで距離があり、その前に立っている人に聞こえるように話すには先生みたいに叫ばないといけなくて、それも恥ずかしくてできなかったんですぅ~!!!!)

洗濯物置いてきて、ナースステーションに行くと・・・。
担当医:これ説明するの忘れていて・・・。手術の時に輸血の必要が生じた場合、まぁ今まで腎臓摘出手術を○○病院で受けた人で輸血を受けたことのある人はいないんですけどね。輸血することを了承してください。(そういって、そのことが書いてある書類に担当医のサインをした。)それでmhkさんがこの書類に書いてあることを理解したらサインしてください。
mhk  :はい。
担当医:それから輸血が必要な場合に間違いがあるといけないので、あなたのベッドにあなたの血液型と名前が書いてあるシールを貼りたいのですが、いいですか。今個人情報保護法で、こういうこともきちんとしないといけないのです。
mhk  :はい、結構です。
担当医:じゃあ、今から一緒に行ってシールを貼ります。

病室に一緒に行って、先生がベッドにmhkの名前と血液型B Rh+と書いてあるシールを貼る。

担当医:これでよし。さっきの書類はサインして看護師さんに渡しておいてください。(咳している)

言い終わって病室を出る担当医の後ろ姿をみながら、(とにかく、早く帰って!咳治して!明日に備えてぇ~)と心のつぶやき、いや叫びを先生の背中にぶっつけていた。

消灯時間:
暗くなっても眠れない。お尻が痛い。今までは検査で注射される痛みのみの一瞬の苦痛だけで、自覚症状もなかったので、癌告知以来狐につままれたような気分だったが、病院のベッドで過ごす最初の夜を迎えて、お尻がひりひりする痛みと、むかむかして気持ちが悪くなったのとで、何となく明日本当に手術するんだって思い始めた。それと、癌が見つからなければ今頃東京で研修の筈。日本語教師として3次隊の青年海外協力隊員として派遣される仲間と一緒に研修を受け、抱負を語り合う筈だったのに、今病院のベッドの上にいるmhk。なんで東京じゃなくて今福岡にいなくちゃいけないんだと思ったら悲しくなって、涙が溢れてきた。その夜はかなりずっと泣いていた。翌日は手術・・・。





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