ブラジルの国鳥 トゥカーノが教えてくれたこと
滞在したサンパウロ州北部の農場。も少し北にいくとマットグロッソ州(あのパンタナールがあるとこ)です。以前はブラジルの国鳥のトゥカーノはいなかったそうですが、最近は住んでいるようです。
トゥカーノはたくさん種類がいますが、今回撮影したのは、
和名:オニオオハシ ポルトガル語名:tucano-toco 英名:Toco Toucan 学名:Ramphastos toco
敷地内を歩き回っているとよくすれ違います。複数います。大声で騒ぎまわっている(ように見えます)。
ブラジルの国鳥な上に、特徴ある風貌でぬいぐるみ、木彫りなどなどになっていますし、鳥好きじゃなくても見てみたい鳥なのでしょうね。散策して『いたよぉ~』って言うと同じ宿舎にいる旅人たちは羨ましそうにしてました。
で、一度一緒に行ってみたのですが、そういう時に限って現れないもんです・・・ね。でも、旅人さんたちはしばらくブラジル滞在なので、どこでもいる鳥だし、見る機会はいくらでもあるでしょうね。
敷地内でしょっちゅう見かけるのですが、あんなに大騒ぎするくせになかなか全身像をみせてくれないんですよね。すぐ木の枝に潜り込んじゃう。大騒ぎするからどこにいるかすぐわかるんだけど、近づいていくと隠れちゃうもんで撮影は一苦労でした。
で、少しずつ近づいていってジンバル雲台の限界の角度でスコープが天井向いている感じで逆光で撮ったのがコチラ↓
遠くから木の上にひょこっと頭出したのを撮ったもの↓(大騒ぎするから遠くてもどこいるかわかる・・・・)
この地域には以前はいなかったそうですが、今はいついている感じです。この鳥は小鳥たちの巣を荒らして雛や小鳥を食べちゃうので、この鳥の出現で随分生態系が変わったようです。農場の日系人の方たちが『以前より小鳥が減った(日本人のmhkにとってはそれでも多いと感じるくらいの鳥さん天国でしたが)』と言われていました。トゥッカーノは果物もたくさん食べるので、農場の人達にとっては厄介な害鳥でもあるわけです。
鳥好きじゃなくても見てみたいと思うスター性のある鳥ですから、撮影できたことはうれしいのですが、生態系が変わってきたということについては危機感を覚えずにはいられません。これも温暖化の影響でしょうか。
以前からの生息地であれば、それで生態系のバランスがとれているので問題ないのですが、急激な変化というものは生き物全体、人間にも悪い影響を及ぼすこともあるでしょう。そういうことをトゥカーノはその派手な風貌で私たちに教えてくれているのかもしれません。





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